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リハビリのイメージ

 「リハビリ」と聞くと、写真のような手術後のリハビリを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。もちろん、手術後のリハビリはとても重要です。しかし、Reサーチを利用して「リハの力」を実感して欲しいのは、手術までは必要ないけど、症状が治らない患者さんです。なぜなら、手術をした患者さんの多くが担当医の指示に従って自動的にリハビリを受けることになるのに対して、手術をしていない患者さんは、リハビリで治る可能性があっても、リハビリまでたどり着かないことが多いからです。

リハビリの流れ

 それでは、実際のリハビリの流れを見ていきましょう。

① 評価

 はじめに、リハビリの戦略をたてるために評価を行います。リハビリにおける評価の特徴は機能評価を重要視する点です(医師は画像所見を重要視する傾向があります)。なぜ痛みが出現しているかを、触診技術を駆使して、アライメント、関節の動き方、筋肉の状態などから推察していきます。痛む部位の近くに問題があるとは限りません、痛む部位から離れた場所に原因があることもたくさんあります。 もちろん、レントゲンやMRIなどの画像も確認します。最近ではエコーを得意とする療法士が増えており、自らエコーを操作し、動的に筋肉の状態などを確認していきます。
 
                      

② 徒手療法

 評価の結果から導き出した治療戦略に従って、徒手療法を中心に問題となる身体の部位を整えていきます。原因が筋の硬さにある場合は、その筋を緩めます。筋がうまく動いていないのが問題であれば、筋の動きを促します。姿勢が影響していれば、不良姿勢を作り出している問題点を修正し、美しい姿勢に整えます。
 心が身体に影響していることもたくさんありますし、生活環境が身体に影響していることもあります。心や生活環境を整えるのも療法士の仕事です。
 技術に関しては様々な種類があります。「硬くなった筋肉をほぐす」というだけでも、直接筋肉をマッサージすることから始まり、筋肉を反復収縮させる方法や、ストレッチなどがあります。ストレッチの中にも、静的ストレッチやアクティブストレッチ、神経反射を利用したPNFストレッチなどたくさんあります。これらを患者さんの状態や部位により使い分けながら、身体を整えていきます。

                      

③ 物理療法やマシンを使用した運動療法

 徒手療法だけでなく、様々な機器を使用した物理療法も併用します。物理療法でイメージしやすいのは写真のような超音・電気治療でしょうか。その他にも、牽引療法や温熱療法、レーザー治療などがよく行われます。
 また、マシンを用いた運動療法も併用することがあります。写真は、筋トレのマシンではなく、「Hogrel」という筋肉をほぐすためのセルフトレーニングマシンです。筋肉を反復収縮させることで、神経反射を利用し筋肉をゆるめることができます。
   
                      

④ 自宅でのセルフリハ

 「リハビリしてもらった後は、痛みも良くなって、身体も軽くなったのに、翌日になったらまた元の状態に戻ってしまいました...」というような言葉をよく聞きます。リハビリを繰り返していけば徐々に良い状態を維持できるようになりますが、より効果を上げるためには自宅でのセルフリハがとても大切になります。そのため、それぞれの患者さんに合わせたオーダーメイドのセルフリハビリメニューを作成し、自宅でしっかりできるように指導します。


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